水分はカロリーが無い飲み物をこまめに飲もう
カロリーのないもの、食事での水分が大切
尿酸値が高めの人などは毎日の水分補給が大切です。
水分補給に飲む飲み物はカロリーのない水やお茶が適しています。
また、食事に汁物を1品入れるのも効果的です。
以下のような物で水分補給を
- 水
- 緑茶、麦茶、紅茶など無糖のお茶
- 無糖のコーヒー
- 牛乳
- みそ汁やスープなどの汁物
- 果物
甘いものやアルコール類は控えよう
砂糖やアルコールが入っている飲み物をたくさん飲むと、
肥満や高尿酸血症、糖尿病になるリスクが高まります。
控えたほうが良い飲み物は以下です。
- 炭酸飲料、ジュースなどの清涼飲料水
- 砂糖が入っているコーヒー、紅茶、ココア
- ビール、日本酒、焼酎などのアルコール類
水分を摂ることで、血液中の尿酸濃度を下げて、尿の排出を促す
尿酸のほとんどは、尿と一緒に体外へ排出されます。しかし尿の量が少ないと、尿酸が体外へが上手くいかず、血液中の尿酸濃度は高くなります。その結果、痛風発作が起こりやすくなってしまいます。また、腎臓などに尿酸が溜まることにより結石ができることもあります。
一般に成人している人の尿の排出量は、1日あたり1.2リットルといわれています。しかし尿酸値が高い人は、尿酸をできるだけ多く排出するために、1日2リットル以上にするのが目標です。尿の排出量を増やすには、水分ををこまめに摂ることが大切です。
水分摂取を習慣にしよう
尿の量を増やすには、こまめに少しずつ水分をとることが重要
起床後や運動、入浴のあとなど、汗をかいたときは、意識して補給するようにしましょう。水分補給は、起床後や就寝前などのタイミングで行い、仕事中もときどき水分をとることを忘れないことが大切です。
就寝中は汗をよくかく
睡眠中は意外にもよく汗をかいている。起床後は体が水分不足になっていることが多いので、意識的に水分をとりたい。
食事や飲み物全体で1日3リットルの水分を意識しよう
体内の余分な水分は尿や汗として体外へ排出されます。
2リットルの水分を排出すると体内の水分が入れ替わると言われています。そのためには約3リットルの水分を補給する必要があります。
水分を3リットルと聞くと多いように感じますが、水分は食事からも摂ることができているので、飲み物で意識して飲むのは2リットル前後で問題ありません。
水分補給といってアルコールをたくさん飲む人がいますが、これは逆効果です。
確かにアルコールには利尿作用があるので尿の排出量は増えますが、体は脱水状態になるので、かえって尿酸値の上昇を招いてしまいます。暑い時期はこまめに水分補給をするようにしましょう。