痛風の症状と尿酸値の基準値をチェック
健康診断をすると、様々な体の情報がわかりますが、このときに何か問題になるところが見つかれば、それを改善するよう指導が行われたり、治療が開始される場合もあります。
そして、症状も人それぞれですが、痛風も検査の結果で見つかる場合があります。痛風はまずは足の親指が痛み出し、赤くはれ上がっていきます。
そしてその痛みは激しく、足を動かせなくなるぐらいまでなることもあり、風に吹かれただけでも痛いという意味からこの名前がついたとも言われています。
痛風の症状が進むと、足指以外の関節まで痛みだし、さらに腎臓を悪くしてしまう場合もありますので、できるだけ早く改善していきたいものです。
痛風と言われる尿酸値の目安
痛風の検査は血液検査による尿酸値の測定を基本としています。
尿酸値の基準値は7.0mg/dl以上となると高尿酸血症と診断されることとなります。
基準値が超えている場合でも必ず痛風になるというわけではありませんが、やはりなりやすい状態と言えますので、改善を考えていきたいものです。
尿から尿酸排泄量を調べる
そして痛風の検査で、血液検査以外の検査では尿から尿酸排泄量を調べる場合もありますし、関節から関節液を採取して調べる場合もあります。
痛風の症状を改善していく方法としては、薬を使って減らす方法があり、医師の診察のもと、それぞれに合う薬が処方されることとなります。そして、改善のためには、病院での治療はもちろん、日頃の努力も大切となります。肥満度が高い人は症状が出やすいとされていますので、減量をして、体重を適正に保つ努力は行いたいものです。
さらに、アルコールがお好きという方も、アルコールが体内で分解されると尿酸が出ますので、お酒も控えるようにします。
それから体の水分量が足りなくなると尿酸値があがりやすくなりますので、水分補給も忘れず行いたいですし、運動を行う場合も激しい運動を行うとさらに数値が上昇してしまう場合もありますので、ウォーキングなどの軽い運動を選ぶと良いでしょう。