果糖、砂糖を少なくし、糖質を減らそう
果物や砂糖はたくさん食べると脂肪に蓄積される
とても大切な栄養素を「3大栄養素」と言います。
その3大栄養素とは
- 炭水化物(糖質)
- 脂質
- たんぱく質
です。
この栄養素は人間が活動するのに必要不可欠の栄養素で、どれかひとつでも不足してしまうと健康状態を悪くしてしまいます。
また逆に、どれかを過剰摂取してしまっても健康状態を悪くしてしまいますので、バランスよくとるのが重要になります。
高尿酸血症の人は
普段の食事から炭水化物からのカロリー摂取を控えめにして、
たんぱく質などからカロリーを摂取するのが望ましいと言われています。
それにより、脂肪が蓄積するのを抑えることができます。
糖質の種類
- 単糖類…果物に多く含まれている果糖やブドウ糖
- 二糖類…主に砂糖などの糖分
- 多糖類…穀物やいも類などに含まれている糖分
と三種類に分けることができます。
特に単糖類は吸収が早いので、直ぐにエネルギーになる特徴があります。そのために、単糖類をとりすぎると脂質に変わりやすく、尿酸値を上昇させてしまう場合もあるので注意が必要です。
穀物やいも類は吸収が遅いので、尿酸値を上昇させにくい
ダイエットなどにもよく用いられる穀物やいも類は多糖類といって、体内での吸収がゆるやかな特徴があります。
そのためエネルギーに変わるのに時間がかかりますが、その反面、脂質として体内に蓄積されにくい長所があります。
一方、穀物やいも類に含まれる多糖類は、体内での分解・吸収がゆるやか
なため、エネルギーへの転換に時間がかかるという欠点があります。
しかし、そのぶん、脂質として体内に蓄積される危険性が少ないという長所も持っています。尿酸値の高い人でも安心して摂取することが可能な糖質といえます。
また、穀物やいも類は、ビタミンや食物繊維をたくさん含んでいるので、健康面でもとても優れた食べ物です。