痛風の関節の痛みについて
痛風は、生活習慣病の一種で、血液中の尿酸が関節部分に溜まることにより痛みを伴う病気です。痛風になる原因には、酒の飲みすぎや食べすぎ、ストレスといったものが原因とされており、身体の尿酸が増加したり、尿酸が身体の外に排出されることを妨げる原因が挙げられます。
多くのケースに起こる痛みが、足の親指の付け根の部分に激痛が現れるケースで、その他にも膝や足の関節に痛みが発生をしてその箇所が熱を伴い、赤く腫れあがったり、夜間に膝に強烈な痛みが起こるなどがあります。
痛風の痛みの特徴には歩行をすることが困難になるほどの大変激しい痛みが特徴で、短いものだと2日から3日で何事も無かったかの用に痛みが治まるのですが、長い場合だと1週間から2週間ほど痛みが続く場合があります。
放置すると慢性的な痛風へ
このような痛みが発作的に起こることを繰り返すことによって痛風の痛みの激しさが強まっていき、徐々に複数の関節に広がっていき、このような痛みが発作的に起こる状態を放置してしまうと、炎症が慢性化してしまい、常に患部に痛みがある状態になってしまいます。
また、関節炎や腱炎が発生したり、手の甲や耳たぶ、指、膝に痛風結節というしこりが発生したり、骨の破壊が起こったりという症状がでてきます。
その他に、尿細管に尿酸が付着し、腎臓の働きを悪くするため、慢性腎炎から腎不全になったり、尿路結石を起こす可能性もあります。
このような症状が発生する痛風は、急性関節炎発作とも呼ばれており、中高年の男性に多く発生する特徴があります。
患者の9割が男性で、女性にはあまり症状が出ません。このような症状が発生する患者には、肥満傾向が見られます。
リスクを回避するには、ビールや糖分の多いジュース、うに、いくら、白子などの食品を長期的に大量に摂取することを避け、適度な運動を行い、ストレスを受けやすい不規則な生活スタイルを改善することや、日常的に水分を多くとることによって尿酸の量が減少します。
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