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高尿酸血症は3タイプに分けられる

産生と排泄のどちらに原因があるのかで分けることができる。

産生過剰型(体内で作られる尿酸が多い)

腎臓が尿酸を排出する量よりも、尿酸が生成される量が上回ることが原因で起こるタイプ。
理由としては、遺伝的な体質のほかに、プリン体を含んでいる食品を食べることが多かったり、激しい運動を行うなど、生活習慣が深くかかわっています。

 

排泄低下型(体外に排出する力が弱い)

腎臓から排出される尿酸の量が少なくなるため、尿酸が尿酸プールからあふれ出してしまうタイプです。遺伝的な体質の他に、慢性腎不全などの腎臓障害や高血圧、糖尿病などが影響する肝機能の低下が原因となることもあります。この排出低下型が日本人には最も多いです。

 

混合型

産生過剰型と排出低下型の両方が組み合わさったことで発生するタイプです。

 

最も多いのは排泄低下型

日本人の高尿酸血症のタイプ割合は、排泄低下型が60%と一番多いです。
次いで混合型が25%、産生過剰型12%といわれています。

 

日本人は体質的に腎臓での尿酸排泄力が低い人が多い

尿酸の産生と排泄のバランスにより、高尿酸血症は3つのタイプに分けることができます。

  • 産生過剰型
  • 混合型
  • 排泄低下型

排泄低下型は腎臓の尿酸排泄力が、もともと体質的に低い人に多くみられます。
そして日本人の高尿酸血症で最も多いタイプがこの排泄低下型です。
一方で、産生過剰型は食事や運動などの生活習慣との関係が深いといわれています。日本人には少ないタイプとされてきましたが、最近では食生活の変化などから増えてきている傾向にあります。
高尿酸血症の治療は、薬の選択など、タイプに合わせて行います。

 

タイプによって使う薬も異なる

タイプに分けることで原因がわかり、治療にも役に立ちます。薬物治療は行う場合は、産生過剰型と排泄低下型では、使用する薬が異なるので、タイプを知ることは治療を行う中で、重要なことです。

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