食事に含まれるプリン体量をできるだけ減らす
プリン体は食品から取る量よりも、体内で作られる量の方が多い
プリン体とは細胞にある「核酸」という物質を構成している物質です。
なので、私たちの体の細胞の中にも、食べ物の細胞のなかにも、含まれています。プリン体は尿酸の原料となり、体内で増えると尿酸値を上げる原因にもなります。以前はプリン体を含む食品をできるだけ食べないように厳しい食事制限を行うのが一般的でしたが、最近ではそれほど神経質には行われていません。
食品に含まれているプリン体の多くは、腸で分解されます。体内のプリン体は、細胞が壊れたり体内で作り出される方が多く、食事からとる量は少ないからです。実際にプリン体の摂取を制限したとしても、血液中の尿酸値は大きく低下しないことがわかってきています。
1日3食で400mgを超えないようにし、含有量の多い食材はできるだけ避ける
以前ほど食事制限は厳しくないが、食べすぎには注意が必要
それほど神経質に食品のプリン体を気にしなくていいとはいっても、プリン体の含有量の多い食品のとり過ぎはよくありません。代表な食品としてはレバーや白子などです。
注意しなければならないのはプリン体を多く含む食品との付き合い方です。食品のプリン体含有量を意識して、とり過ぎないように工夫して食事をすることが大切です。