痛風発作の痛み止め方法
足の親指の付け根の関節や、アキレス腱、足の甲など急な痛風発作に苦しんでいる方は多いかと思います。今回は痛風発作の痛み止めの方法を紹介したいと思います。
病院へ行く
痛風発作が起きたら病院や薬局に行って薬を処方してもらうことです。関節の炎症による痛みを抑える薬を服用することによりひとまず痛みは治まります。
注意が必要なのは尿酸値を抑える薬を発作時に飲んでも痛みを抑える効果はないので、必ず炎症を抑える薬を服用しましょう。
ただしこれらの薬は今まで痛風発作を発症した方や治療中の方でなければ常用していないと思われますので、初めて発症した人は、別の対応が効率的です。
腫れている患部を冷やす
痛みを感じた時はとにかく患部を冷やすことが重要です。患部は炎症しているため患部にタオルを当て氷水などを入れた袋で冷やすといいでしょう。その際患部を心臓の位置よりも高くすると血液の滞留を防ぐことができ炎症が早く治まります。直接氷を患部に当てたり、温めたりするのはよくありません。あとはそのまま安静にしているといいでしょう。
一般的に痛風発作の痛みは24時間程度なので、時間が経てば一旦痛みは治まります。ただし一度発症するとまた再発する可能性が高いので必ず病院に行ったほうがいいですね。
痛風発作の再発を防ぐためには
最後に痛風発作を再発させないための方法を紹介します。
なぜ痛風発作が起きるかといえば、それは尿酸値が高くなったからです。つまり尿酸値を下げれば再発を抑えることができます。
まず食事ですがプリン体を多く含む食品を取りすぎるとよくありません。
- レバー
- カツオ
- 牛ひれ肉
- アルコール(特にビール)
などによく含まれます。簡単に言うとお酒とつまみですので、よく摂取される方は注意が必要です。
次に水分補給です。体の水分量が減ると尿酸値の上昇につながるので、こまめに水分補給をすると効果的です。水分補給はジュースではなく水を飲むとよいでしょう。
そしてやはり、日々の適度な運動が一番ですね。過激な運動は逆効果で尿酸値の上昇につながるので日常生活の中で体を動かすことを意識すれば大丈夫です。
いかがでしたでしょうか、痛風発作は適切に対応すれば決して怖くありません。この記事を参考にしていただければと思います。