痛風にはクエン酸が効果があります
痛風は、尿酸が体の中に溜まってしまい、それが結晶になることで、関節などに激しい痛みが出る病気です。
我慢できないほどの痛みではないからと言ってそのままにしておくと、痛みが激しくなったり、腎臓が悪くなることもあるので、注意が必要な病気です。
症状を抑える
痛風の治療方法としては、炎症を抑えるような薬や、尿酸降下薬が処方されるので、そのような薬を飲むと症状は治まると言われています。
しかし、薬は一時的なもので、再び痛みなどの症状が起こることもあるので注意が必要です。
クエン酸が症状緩和に効果あり
この痛風に効果があると言われている成分があります。それは、クエン酸です。
クエン酸は、酸味成分でレモンや梅干しなどに含まれています。この成分がどうして痛風に効果があるのでしょうか。
痛風の原因としてあげられているのは、尿酸です。尿酸は酸性なので、アルカリ性のものによく溶けます。 クエン酸は、その名前の通り酸性なのですが、分解されるとアルカリ性となります。痛風の時の尿は、強い酸性であることが多いので、尿酸は溶けにくくなっています。
そこで、強い酸性の尿をクエン酸のアルカリ性の力で、酸を弱くすることで尿酸が尿に溶けやすくなります。そして、尿として体の外に排出されるので、尿酸値が下がっていきます。このようなことからこの成分は痛風に効果があると言われているようです。
そのため、痛風になったときは、この成分が多く含まれたレモンや梅干しなどを意識してとるようにすると良いようです。
また、ドラックストアでこの成分を購入することもできるので、直接水に溶かして飲んでも良いようです。
このように積極的に摂取すると、痛風の痛みが改善されるとも言われていますが、摂取したからと言って必ず痛みがなくなったり、症状が治まる、ということははっきりと言うことができないようです。
また、痛風は、尿酸を体の外に排出することが重要なので、水分を意識して多くとることも改善につながると言われているようです。
痛風発作を起こさないように食事で尿酸値を管理しましょう。
プリン体を多く含む食品を摂取すると、体内で分解されて尿酸となります。
まずは食品中のプリン体含有量をチェックして普段の食事を見なおしてみましょう。