尿検査により尿酸値と尿路結石を調べる
60分間の採尿と採血で病気のタイプを見つける
高尿酸血症の種類や腎機能の状態を知るためには尿検査が必要です。
病院では以下のような方法で検査を行うのが一般的です。
得た尿・血液データから病型を知ることができます。
高尿酸血症の種類と尿路結石の有無がわかる
60分法による尿と血液測定データで尿酸排泄量と尿酸クリアランス(尿酸をろ過する量)の値がわかり、種類を分けることができます。
- 産生過剰型とは尿酸排泄量が0.5mg/kg/時以上で尿酸クリアランスが7.3ml/分以上に当てはまる人です。
- 排泄低下型は各0.51以上で7.3未満に当てはまる人とです。
高尿酸血症の治療を始めて、尿酸値が改善してくると、病型が変化することがあります。治療の効果が突然弱くなったと感じたら、再検査を行うようにしましょう。
一方で、顕微鏡で尿沈渣という尿中を調べて、尿酸結晶やたくさんの赤血球が見られた場合は、尿路結石が疑われます。