医者によって痛風の考え方は色々
痛風というのは壮年期の男性に多いとされている病気で、血中の尿酸値が高くなることで結晶を作り、それが体内で悪さをする病気です。風が吹いただけでもいたいとされるこの病気は一回でも体験をすれば食生活に気を使うと言われているほどのものです。
この痛風は発作が出るまではほとんど何の症状もないのが特徴です。それがある日突然痛くなってしまうのが特徴です。定期的に健康診断を受けている場合には尿酸値が高くなることで医師から警告を受けることも出来るので、可能であれば健康診断の中に盛り込んでおきたい項目です。
尿酸値の数値
この尿酸値は一般的には7.0程度の数値までが正常域とされています。これ以上の量は血液中に溶け込むことが難しいので結晶化するリスクが大きいのです。この状態を長く放置することで痛風発作の可能性も高くなりますし、腎臓にダメージを与えて腎機能障害になる可能性をも高めてしまうのです。尿酸値が10.0を超えるようなことがあれば食事制限でどうにかできる数字ではありませんのでそうそうに薬物治療を行うのが良いでしょう。
治療方針は医師によって異なる
しかし痛風の治療をするのであれば医者選びには色々と注意しましょう。痛風はそれほど特別な病気ではないため様々な病院で痛風の治療を受けることができます。
しかし医者によって考え方が全然違うというのもこの病気の特徴です。ある医者は痛風の薬はあまり副作用がないのだから薬を飲んでコントロールすればよいという考え方を持っている場合があります。
無理に食事のコントロールをして生活の質を落とすくらいならば薬を飲んで自由に生きればよいという考え方です。一方でどんな薬にも副作用はあるので出来るだけ飲まなくて済むような努力をするように求めてくる医者もいます。
どちらの考え方がより正しいかは患者の考え方次第です。自分にとって合うか合わないかという問題なのです。治療の成果が上がることが大前提ですが、その前提が満たされるのであればあとは好みなのです。