痛風は天才病?現代人は…
痛風はかつて、「ぜいたく病」や「帝王病」と言われていました。
その由来となったのは、有力者や金持ちなど一部の特権階級の人々が数多く発症したという事実があるからだと考えられます。
昔の痛風患者として有名な歴史上の人物は
- アレキサンダー大王
- レオナルドダヴィンチ
- ダーウィン
- ニュートン
など誰もが知る大物たちです。
これを見ればぜいたく病というより、天才がかかる病気と思えるほどです。
痛風の歴史は長い
アレキサンダー大王といえばギリシャ時代の帝王なので、痛風の歴史というのは紀元前までさかのぼることになります。特権階級の人々に多く発症し、その当時は特に治療法などはなく、原因不明の痛みと恐れられていました。
こうした古代の特権階級と比べても、現代人の暮らしぶりはなんら変わりません。
食事は肉を中心に毎日高カロリーな料理を食べ、お酒も手軽に飲むことができます。移動に関しては車を始め、電車、自転車と歩くことはなく、エスカレーターやエレベーターと運動不足になるのは必然的です。
それ以外も現代はストレス社会の過剰労働です。痛風になりやすい原因はありふれているので、古代よりも現代が痛風になりやすい環境だといえるのです。