尿酸値の正常範囲とは…
一般的に尿酸値の正常と言われる値
- 男性:3.5~7.0mg/dl
- 女性:2.4~5.8mg/dl
上記でもわかるように男性の方が女性よりも正常範囲は圧倒的に高くなっています。
理由としては女性ホルモンが影響をあたえているのではと考えられています。
男女間で尿酸値の平均値には大きな差がありますが、一般的には尿酸値が7.0mg/dlを超えると体内に尿酸が蓄積されるといわれています。
6.9や7.0mg/dlなら正常値の範囲内ですが7.1mg/dl以上なら高尿酸血症と判断されます。
正常値の範囲内を超えたら直ぐに治療が必要?
7.0mg/dlの正常値を超えてもすぐに専門的な治療は必要ない
では健康診断で尿酸値が7.1mg/dl以上という結果が出て、高尿酸血症と診断されたら、すぐに薬物療法などを開始しなければならないのでしょうか。
実はこのあたりが高尿酸血症の特性ともいうべきところで、尿酸値が7.0台とどまっているなら、薬物治療などの専門的な治療は急いで受ける必要はありません。
7.0mg/dlを超えたとたんに痛風発作を起こすなどの危険性はほとんどないからです。
もちろん放置してよいのではなく、日常生活の見直しとともに、医師とよく相談することが大切です。