お酒を飲む時は、水を一緒に飲むなどの工夫をしよう
完全な禁酒をする前に、負担の少ない飲み方を心がけよう。
お酒を飲むことが習慣化している人や、お酒好きの人が急に禁酒するのは難しいことです。
ただ、少なからずアルコールは尿酸値の上昇の手助けをして痛風の原因になるので、少しずつ節酒をするようにしましょう。
節酒といっても具体的に何をすれば…と思う方も多いと思いますので、以下の事に気をつけましょう。
アルコールと上手につき合う
【ゆっくりと飲む】
アルコールを短時間にたくさん飲むと、胃や肝臓に大きな負担を与えます。若者に多い、一気飲みなどは論外です。
ひどい場合は急性アルコール中毒になることもあるので、気をつけるようにしましょう。
【空腹時はアルコールを避ける】
空腹時には食事の吸収がよくなっているので、アルコールが一気に吸収されてしまい、酔いが回りやすくなります。また、アルコールに含まれている毒素の部分も吸収がよくなりますので、お酒を飲む前は必ず何か食べてからにしましょう。
【つまみに気を付ける】
揚げ物はできるだけ避け、枝豆や豆腐などの低脂肪で高タンパクなつまみを心がけましょう、
また食物繊維はアルコールの吸収を遅らせることができるので、サラダや海藻類も積極的に食べましょう。
【水も一緒に飲むようにする】
お酒を飲んだら、それと同じだけの水をその都度飲むようにします。これでアルコールの飲みすぎによる脱水症状の防止、尿酸値の上昇を抑えることができます。
【度数の強いお酒は割って飲む】
アルコール度数が高いお酒ほど、胃や肝臓への負担は大きくなります。水やお湯で割って飲むようにしましょう。ビールや炭酸割りは吸収が早いので注意が必要です。
なお、アルコールを飲みながらタバコを吸うと、食道がんの発症率がとても上昇するというデータがあります。
できるだけアルコールとタバコの組み合わせは止めましょう。