痛風になったら栄養ドリンクに気をつけよう
痛風と栄養ドリンクには、あまり因果関係はなさそうに思われますが、実は栄養ドリンクの飲み過ぎにより、痛風になりやすかったり、症状が悪化してしまう場合があるのです。
通分になる原因は、尿酸値の上昇です。尿酸値の上昇の原因は、魚などの食べ物に含まれるプリン体の摂取が直接の原因に結びやすいのですが、実はそれだけではないのです。
アミノ酸で尿酸値が上昇
人間の身体は食物に含まれるたんぱく質を分解し、それをアミノ酸にして体内に吸収させます。アミノ酸を体内に吸収する際に、尿酸を発生してしまい、そして尿酸値が上ってしまうのです。
栄養ドリンクには、このアミノ酸が大量に含まれているものが多く、痛風の人にとっては大敵になってしまう場合があるのです。
しかし、このアミノ酸自体は人間の身体にとって必要なものであり、足りていないと疲れやすくなったり、病気になってしまいます。
アミノ酸を適切な量で摂取する場合には、身体に優しく効果のあるものとなっています。
アミノ酸以外に注意すべき点
ここで問題となってくるのは、栄養ドリンクにはアミノ酸だけではなく、他にも滋養強壮の為の成分が大量に含まれているということです。
ドリンクに良く含まれている成分に、カフェインがあります。カフェインは人間の脳を興奮させ、軽い覚醒状態を生み出すことにより、疲労感を軽減させる効果があります。適切な量のカフェインの摂取は人間の活動を活発にさせてくれます。
しかし、含まれているカフェインの量が多いと、血圧を急上昇させてしまうのです。そのため、心臓に必要以上の負担がかかってしまい、また尿をつくる腎臓にも多大な負担をかけてしまいます。
また、利尿作用があるために、身体の中の水分量が減ってしまうために、摂取したプリン体などを尿としてうまく排出できなくなり、尿酸値が上ってしまい痛風にとって良くない影響を与えてしまうのです。栄養ドリンクは賢く使えば心強い味方となってくれますが、痛風の場合には成分を良く見て選ばなければなりません。
痛風発作を起こさないように食事で尿酸値を管理しましょう。
プリン体を多く含む食品を摂取すると、体内で分解されて尿酸となります。
まずは食品中のプリン体含有量をチェックして普段の食事を見なおしてみましょう。