痛風になる原因 塩分
痛風と言うとお酒を良く飲む人がなる病だという認識が広まっていますが、お酒がすべて悪いわけではありません。痛風になる原因は主に、塩分を過剰摂取することにあります。
塩分を過剰摂取することにより高血圧になりますが、高血圧からなる高血圧症が痛風を誘発するのです。痛風の主な症状は、痛みを伴う腫れや炎症です。この痛みは白血球が体の中に溜まってしまった尿酸塩に対しておこなっている作用から引き起こされるものです。足などで炎症が起きてしまった場合歩くことも困難になります。
そして痛風の治療には徹底した食事管理と適度な運動などを取り入れなければならず、非常に長期的なものとなります。
お酒を良く飲む人が痛風になりやすいのは、お酒に含まれている尿酸を生産する成分と、つまみなど塩からいものを一緒に摂取することが関わっています。
栄養バランスを考えた食事
では痛風にならないためにはどう対処すべきかと言うと、塩分を摂り過ぎない事とバランスの良い食事、適度な運動と水分摂取が肝となってきます。
出来合いのものやファストフード、スナック菓子やインスタント食品はどれも味がしっかりしていて美味しいと感じられるものですが、これらは調味料が多く使われておりその分塩分濃度が高くなっています。出来る限り控えましょう。
食事を作る際にはなるべく素材の味を生かした料理を作るように心がけましょう。味噌汁一つでも具を多くいれ出汁をとり、味噌を少なめに溶くだけでも効果は得られます。
運動もしっかりと
運動は毎日30分の早歩き程度のウォーキングや、ストレッチなどが良いとされています。これらは高血圧を防ぐことにも関わってくるので、痛風を防ぐことは高血圧予防をしているのだと言ってもいいでしょう。
運動後にもですが、日常的にこまめに水分を摂取することで血液の流れを良くしたり、利尿作用を得ることが出来ます。利尿作用により体の中の尿酸を体外に出すことも出来るので、小まめな水分補給と適度な運動は出来るだけ意識しておきましょう。
痛風は一度掛かると基本的に治らないので、発作を起こさないようにお薬と食事で管理することになります。
プリン体を多く含む食品を摂取すると、体内で分解されて尿酸となります。
まずは食品中のプリン体含有量をチェックして普段の食事を見なおしてみましょう。