痛風治療は一生続けなければならないのか?
尿酸値が安定すれば治療は不要。体質を完全に治す方法は不明
薬はいつまで飲み続けなければならないのかと、疑問に思っている方が多いと思います。
薬を飲み続けて、尿酸値を6.0mg/dl以下にしていれば、体内にたまった尿酸も減少し、痛風発作は起こらなくなります。
しかし、薬を飲むのを止めてしまうと、尿酸値が再び上昇してしまい、痛風発作を再発してしまう恐れがあります。
しかし、尿酸値を下げる薬を飲んでいる間に、しっかりと生活習慣の改善を行った人は、薬を飲むのを止めても尿酸値を低く維持できます。そうなれば薬は飲む必要がなくなります。
生活習慣と肥満の改善が治療終了への近道
尿酸値が高くなってしまう原因の多くには、生活習慣や肥満があります。人によって、生活習慣や肥満が改善することで、尿酸値が正常に戻ります。その場合は、薬を飲まなくても尿酸値は上がりません。まずは生活習慣と肥満の改善に取り組むようにしましょう。