痛風発作の治療と予防
コルヒチンを服用しよう
痛風発作がおこったときは、コルヒチンを1錠内服します。それでも痛みが治まらないときは二時間後にもう1錠服用するのが原則です。
痛風発作の予防として
痛風発作をおこした関節に、違和感や熱感がおこったときは、痛風発作が再発する前兆のことがあります。この時にコルヒチンを1錠内服すると、痛風発作を軽くすることが出来ます。
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コルヒチンを飲み過ぎると、吐き気や下痢、脱毛などの副作用が現われることがあります。
発作がおさまらないからといってかってな判断で服用量や回数を増やしたりせずに、医者の指示した服用方法を正しく守って下さい。
痛風が慢性化すると、コルヒチンでは発作がおさまらなくなってきます。
このときは、
- ナプロキセン
- ジクロフェナック
- インドメタシン
などの非ステロイド性抗炎症剤を用います。
この薬剤は、関節が痛んだら一種類を3錠服用します。それでも激しい痛みがおさまらなければ、三時間後にもう3錠追加して服用します。これで激しい痛みはたいてい和らぎます。万が一それでも痛みが軽くならない場合は三時間後に3錠服用します。
以上が簡単な薬の服用方法です。
非ステロイド性抗炎症剤にも、副作用がありますから、医者の指示通り正しく服用するようにして下さい。