尿酸値を下げる!痛風克服サイト

痛風になったら(発作が起きたら)気をつけること

体内で尿酸濃度が高い状態が続くと、血中に溶けきれなくなる。温度が低いため尿酸が結晶化して尿酸塩になる。炎症をおこして激しい痛みが襲う!

 

痛風になるということは、痛風発作が起きることです。
このページでは痛風発作が起きて今から尿酸値改善をする初心者のかたのために基本的な対策を書いてみたいと思います。
ある程度知識がある方には退屈な話になるかもしれません。

 

そういった方はある程度目を通したあとに別テーマの記事をご覧ください。

 

さて痛風発作が起きたら、その後気をつけるべきことがあります。それらに絶えず注意しておかないと、体が回復不可能なほどのダメージを受けてしまうことがあるからです。

 

1つ目には、薬を必ず飲むことです。

痛風の薬

尿酸値をコントロールする薬にはおおまかに2種類あります。

  • 体内の尿酸を排出しやすくする薬
  • 尿酸生成を抑える薬

私の場合、最初は前者を処方されました。
2年ぐらい飲み続けたとき、そろそろ変えましょうと言われて後者にしました。

 

医師の判断ですから詳しいことは分かりませんが、発症したときは体内尿酸値が高いために、排出しやすくする薬。ある程度年数が経ったら、いわば「元から立つ」ように尿酸ができにくくする薬、ということかもしれません。

 

痛風治療で最も大切なことは、薬を欠かさず飲むことです。2日や3日は飲まなくても大丈夫ですが、1週間も飲まないでいると、痛風体質の方の尿酸値はすぐ上がります。すると、また発作が起きてしまいますね。

 

2つ目は、水分をたくさん取ることです。

痛風には水分補給

特に夏場などは汗をかくためにより多くの水分が必要です。理由は、腎臓を通る血液を薄くして、腎臓への負担を軽くするためです。

 

実は、汗というのは血液の血漿(けっしょう)成分であって、汗をかくとその分、>血液は濃くなります。腎臓は濃い血液から不要物を濾過するために、より多くの働きをせねばなりません。フィルターの網目が同じ大きさなら、どろどろよりサラサラのほうが漉しやすいのは言うまでもありませんね。

 

また水分を多く取って尿をたくさん出せば、そこに尿酸が溶けて排出されます。
一日2リットル以上」とは、痛風患者によく言われる言葉です。夏は飲めますが、冬はちょっときつい量ではありますね。
冬は、温かい飲み物にしたり、コーヒー、緑茶、紅茶など、幾つかバリエーションを増やして飲むのがいいと思います。

 

3つ目は、食生活の改善です。

体内生産が尿酸全体の2・3割とはいえ、健康の基本は食生活です。
プリン体の低さを売りにした発泡酒などを飲んで満足していても、アルコール自体が尿酸値を跳ね上げるのですから意味がありません

 

プリン体の多い・少ない食品の知識を見につけ、普段から気にすることも尿酸値改善では大きな意味が有ります。
尿酸値を下げる食品を意識して摂取することも効果があります。

 

特に発作直後は意識して健康的な生活をおくることによって、劇的に尿酸値が変わることだってあるのです。

 

 

 

以上の3点を守って、痛風を悪化させないようにしたいものです。

 

この基礎知識を踏まえた上で、他のページでは各生活習慣別の記事もございますのでそちらもぜひご覧下さい。

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