痛風は治らない？医師に聞いた痛風との付き合い方

世にはいろんな病気がありますが、こ痛風に関して言えば、明らかになりやすい人とそうでない人がいます。

• 男性
• 油っこいものやファストフード等の高カロリー食を好む
• 大酒飲み
• 体型はがっちり型

したがって男性で40才を過ぎ、これらのうち2つ以上当てはまれば、
痛風になる可能性が高いと言えます。
ただしこれは統計学的な話であって、痩せているのに発症する方もいますし、
全くお酒を飲まなくてもやはり発症する方もいます。

痛風を発症する原因は、すなわち体質であると言えます。

痛風は特定の臓器異常で起きるものではなく、いわば循環系の病気です。
ですから一度かかると、食生活から体重管理、運動等の全般にわたっての生活改善が必要です。尿酸値があまりにも高い場合は、もちろん医師の指導に従って薬を飲むことも欠かしてはなりません。

医師に聞いた痛風との付き合い方

さて私は、一度医師にこう尋ねたことがあります。
「一度痛風を発症したら、もう、薬を一生飲み続けないとならないのでしょうか」

答えはこうでした。
「薬を飲まなくてもいい方法もあります。それは、今より体重を15キロぐらい落として、今後ずっと肉食をやめ、アルコールも一切飲まない。そうすれば、たぶん、薬を飲まなくてもいいでしょう」

私は落胆しましたが、医師はこう続けました。

「現代の薬はよくできていて、副作用はあまり気にすることはありません。またそれより、体重を落とすのは仕方ないにしても、肉も食べない、お酒も飲まないという生活をして、楽しいでしょうか。
痛風になったのは仕方ないことですが、発作が再発しないよう薬をきちんと飲み、そのうえで美味しいものを食べお酒を飲むほうが、人間的生き方ですよね」と。

「なるほど」と思いました。
しかし、薬（もちろん通院も）を一生続けるというのは、大変辛いことです。

痛風とどう付き合っていくか

通風は確かに、治りにくい病気だと思います。また薬をやめたことで、あの激痛がまた襲ってくるかと思うと、薬を中止するのが怖く置こうこともあるでしょう。
ですが、医師が話したとおり、痛風と上手くつきあい、食生活に注意を配りながら生きていけば充実した生活が送れるのです。薬を一生飲まなければいけないかどうかは、自分次第なのです。

また痛風に効くサプリも販売されています。
サプリは、食べ物から摂取するには非効率的なビタミンや栄養をたくさん含んでいますし、また錠剤等の形をしていますから、効率よく摂ることができます。

食生活にサプリを上手く組み合わせ、痛風とつきあっていくのが良さそうです。