早期発見！痛風発作の症状の前触れを正しくキャッチする

早期発見！発作のシグナルを正しくキャッチする

痛風による突然の発作と怖い合併症を防ぐためには、病気の早期発見と正しい治療が欠かせません。そのためにも、発作という症状を見過ごさないことが重要です。

痛風発作の特徴が激痛であることは何度も述べましたが、痛みの感じ方は人それぞれです。
発作を経験した人の多くは、「これまでに経験したことのない激痛」などという表現をしますが、なかには「それほどではなかった」という人もいます。
また、激痛は1日でおさまることもあれば、2～3日痛みのピークが続く人もいます。

発作が起きた時の正しい対処法

そこで、発作が起きたときの対処の仕方が、病気の予後に大きく影響してきます。即座に治療を開始するか、痛みがおさまったのをいいことにそのまま放置してしまうか。

ここでの違いは、いずれ発作の再発や合併症の有無としてあらわれてくるでしょう。
さらには、その後の余命にまで影響を与えます。痛風の治療を続ける人と、そうでない人では、平均余命に10年の差が生じるといわれています。

発作がおさまったからといって、病気が治ったわけではありません。
発作は高尿酸血症という病気を知らせるシグナルです。そのシグナルを正しくキャッチするためにも、もう一度痛風発作の特徴をおさらいして、対処の仕方をしっかり学んでおきましょう。

私が体験した発作の兆候はこちらに書いてあります。
私が経験した痛風～発症から現在まで