よく噛んで、早食いを防止する
食事量に気を付けて、食事方法を見直そう
●食事を楽しんでおこなう
- よく噛んで、ゆっくりと食べる
- 家族や友人などと一緒に食べる
しっかり噛んで、味わいながら時間をかけて食べれば、少ない量の食事でも満腹感が得られやすいです。
家族や友人など誰かと一緒に会話などをしながら食事を楽しんで食べる。
●食べ過ぎにつながる食べ方
- テレビや新聞などを見ながら食べる
- かきこむように一気に食べる
何かをしながら食事をすると、どれだけ食べたかを意識しにくいです。満腹感は食べ始めてから時間が経過しないと現れないので、ドカ食いや一気食いは避ける。
早食いは食べ過ぎの原因。よく噛んで予防しよう。
満腹に食べるのではなく、腹八分目の食事を心がけるようにしましょう。そのためにも早食いをしてしまう人は注意が必要です。その理由として、私たちが食事をして満腹を感じ始めるのは20分前後からといわれています。しかし5分、10分の早食いで流し込むように食べる人は満腹を得る前にたくさん食べてしまうのです。
こうした早食いのクセを直すには、しっかりと噛んで食べることです。よく噛めば、胃腸への負担を軽くすることはもちろん、味や食感を味わえることで、満足感を得ることができます。
ゆっくりと食べることで尿酸値も上がりにくくなる
しっかりと噛んでゆっくり食べることは、食べ過ぎを防ぐだけれはなく、尿酸値の上昇を抑える効果も期待できます。
一気に食べてしまうと、消化するためにたくさんの細胞エネルギーが使われてしまいます。その際に尿酸も作り出されてしまうのです。逆にゆっくり食べると細胞エネルギーも少量ずつしか使われないので、尿酸が作られにくいです。
食事の時間は30分を目安にゆっくりと噛んで、会話などをしながら行うようにしましょう。
この記事が参考になったと思ったらソーシャルメディアで共有してください。
食生活の見直しで尿酸値の改善をはかる
食生活の乱れから肥満傾向になっていたり、お酒を飲み過ぎて尿酸値の急な増加を招くような生活を送っていると、いつ痛風の発作に見舞われても不思議ではありません。
お仕事などで忙しく、なかなか運動やお酒を控えるが難しい方は、まず食生活を改善してみてはいかがでしょうか?
普段の食事に尿酸値を下げる成分のサプリメントを取り入れるのも、尿酸値改善に効果的です。
関連ページ
- 尿酸値が基準の7.0を超えたら要注意
- 肥満につながる食習慣を見直そう
- 水分はカロリーが無い飲み物をこまめに飲もう
- 水分摂取を習慣にしよう
- 禁酒よりも節酒をする方が成功のカギ
- 痛風結節ができてしまったら
- 野菜や海藻を食べて尿をアルカリ化させる
- 1日の塩分目安は8g以下を目標に
- 太っている人は体重が落ちただけで尿酸が減る
- 激しい運動は、逆に尿酸値を上げてしまう
- 痛風に症状が似ている偽痛風とは
- 近年、30歳代で痛風を発症する人が増加
- 採血により高尿酸血症と合併症を調べる
- 痛風発作が起きたら、患部をまず冷やす
- 尿酸値を下げる薬はタイプに合わせたものを選ぶ
- 高尿酸血症状を放置すると痛風発作の原因に
- 高尿酸血症は3タイプに分けられる
- 痛風や高尿酸血血症は男性に多い
- 尿酸とプリン体の関係性とは
- 高尿酸血症の3タイプ
- 痛風発作が起こるしくみ