運動はなぜ必要?どんな運動が効果的?
適度な運動を行うことで、尿酸値を下げる効果が!
健康を維持するのには適度な適度な運動は必要不可欠です。
尿酸値を上昇させる原因のひとつに肥満が関係しています。
肥満の人を対象に尿酸値の検査を行うと、肥満ではない人に比べて明らかに尿酸値が高いという検査データがあります。
肥満になると尿酸値が上昇する原因としては、肥満により腎臓から尿酸が排出されにくくなり、このことが原因で尿酸値を上昇させてしまうのです。逆に、肥満で尿酸値が高い人が痩せて体重が落ちると、尿酸値も下がることが検証されています。
無酸素運動ではなく有酸素運動を行う!
激しい運動を行うと無酸素状態になり、逆に尿酸値の上昇を促しますので注意が必要です。無酸素運動にならないためにも、体に大きな負担をかけずに長時間、酸素を取り込むようにしましょう。
このような有酸素運動はウォーキングが最適です。1回に25分程度が効果的だとされています。
逆に息を止めてしまう無酸素運動と激しい運動で、短距離走や格闘技などがこれにあたります。同じ運動でも>無酸素運動は逆に尿酸値を上昇させてしまうので、有酸素運動を意識づけしましょう。
運動を習慣化して長期間続ける
運動を続けることで全身に良い効果をもたらす
運動を続けて得られる効果は、肥満の解消や尿酸値の低下だけではありません。その他の効果としては血圧、血糖、脂質値の正常化や認知症などの予防もあります。
運動のメリット
- 血圧、血糖値の正常化
- 認知症、老化予防
- 肺活量の増加
- 体力、持久力のアップ
- 血中脂質の正常化
運動効果が現れるまで2~3ヶ月必要
運動の効果が実際に現れるまでは、少なくとも2~3ヶ月の期間が必要です。運動を長く続けていくための条件は「いつでも、どこでも」行える運動をすることです。
体の負担だけではなく、経済的にも負担の少ない運動を選ぶことも大切です。
通勤などで電車を使う際は一駅分歩く、エレベーター、エスカレーターは出来るだけ使わずに階段を使うなど、日常生活の中で運動量を増やしていくようにしましょう。
日常生活に運動を取り入れる
日常生活のなかで、「歩く」時間を増やすように心がける。通勤の電車やテレビを見ながら軽いストレッチングを行うなど、特別に運動する時間を作らなくても運動はできる。
頻繁に体を動かすクセをつけよう
朝
通勤するときに1駅分速足で歩いたり、駅や会社では階段を使う。
昼
仕事の合間に体を動かしたり、昼休みに少し遠くまでお昼を食べに行ってみたり、休憩時間などに軽く体操をするのもいいです。
夜
テレビを見ながら、またはお風呂に入ったあとにストレッチをする。寝る前にリラックスするのにも役に立ちます。